宮内庁御用達

ROYAL WARRANT

宮内庁御用達とは

宮内庁御用達とは1891年(明治24年)に宮内省(現宮内庁)により制度化され、5年以上宮内省に納入を続けている業者であるなど、厳正な審査・選定ののち、正式に納入を認可された業者のみに与えられた呼称です。陶香堂は1949年(昭和24年)に御用達を拝命しました。

御用制度が戦後の1954年(昭和29年)に廃止になった後も、1961年(昭和36年)の吹上御所完成時には所内の食器納入を承り、その後も1990年(平成2年)今上天皇即位の礼に際しては「饗宴の儀」で国内外の来賓に向けた食器を2万点以上納めさせていただくなど、現在までに皇室・各省庁に納めさせて頂いたうつわは3万点以上にのぼります。

Photo from the ceremony at Imperial Household Agency
Appreciation letter from Imperial Household Agency

献上と納入

宮内庁御用達にも2種類あり、業者から無料で提供する「献上」と官需要に基づき宮内庁のご予算でお買い上げいただく「納入」に分かれます。皇室祝賀行事等で献上されるものの多くが返品されるのに対し、納入された物品の多くが実際の使用に供されます。また、献上自体は無料でできますが誰でも献上できるというわけではなく、品質等厳正な審査を経てはじめて献上が許可されます。

宮内庁御用達制度が発足・制度化された背景には、明治期に御用達を詐称する業者が数多くあらわれたことや、一部の業者による御用達の濫用があります。そういった背景により1935年(昭和10年)には御用達制度の大幅改正が行われ、資本金や5年以上の納入期間など、認可の基準がさらに厳しくなりました。陶香堂では宮内庁御用達制度が廃止後も、長きにわたり宮内庁をはじめとした各官庁にうつわを納入させていただいております。

宮内庁御用達と皇室御用達

「皇室御用達」の範囲は広く、皇族の方々によりご愛用頂いている品々全般を指します。「宮内庁御用達」はその中で宮内庁が公式に認可を与えた品々のことを指します。イメージとしては下記の図のように、皇室御用達の円の中心に宮内庁御用達が存在しているイメージとなります。

Illustration of the chart of the Royal warrant system

ギャラリー

宮内庁から指定された図柄を一点一点忠実に再現しております。